建交労の総力をあげて賃金上げよう 職場・地域で労働組合の役割果たそう 追い風を生かし切る24春闘に!勝利を目指して3.7中央行動開催
「建交労の総力をあげて賃金上げよう、職場・地域で労働組合の役割果たそう」のスローガンをかかげ、建交労は3月7日(木)中央決起集会を開催しました。主催者を代表して挨拶をした中央本部角田執行委員長は「私達は向かい風を受けながら走り続け、向い風を自ら追い風に変えるたたかいをずっとしてきた。要求を出し、たたかわないと進まない。建交労の仲間が所属する多くは中小企業。諦めずに団結しよう!」と力強く呼びかけました。来賓に日本共産党高橋千鶴子衆議院議員、全労連の黒澤事務局長が駆けつけました。黒澤さんは「こんなに追い風が吹いている春闘は経験した事がない。この間、ストライキを何度も打って要求前進を勝ち取る組織も現れている。追い風を生かし切るたたかいを各組織でやり抜きましょう。」と呼びかけました。行動提起をした中央本部廣瀬書記長は「大企業の内部留保は530兆円にまで膨らんだ。これは労働者に適正な賃金を払っていないからに他ならない。私達は要求の根拠に確信を持ち、制度改善を含め様々な前進を勝ち取ろう!」と訴えました。石川県本部石田執行委員長が能登半島沖地震の現地報告を行った他、全国トラック部会緒方事務局次長、全国学童保育部会立嶋部会長、京都府本部筒井副執行委員長等が決意表明を行いました。組合員の仲間みんなで集めた請願署名筆は4千筆を超え、集会後、日比谷野音で開催される全労連・春闘共闘決起集会に結集しました。また、集会に先立って東京駅で行われた全労連女性部の菜の花行動に、建交労女性部が結集。建交労の建設に関わる6部会(ダンプ部会、セメント生コン部会、重機部会、労災職業病部会、建設現場部会、建設・関連部会)で構成する建設産別委員会は、20年目を迎える大手ゼネコン要請行動を実施。鉄道本部は国交省交渉、学童保育部会は国会議員要請行動、トラック部会は国交省・厚労省・国会議員要請行動、事業団・高齢者部会は厚労省要請をそれぞれ実施し、各業種の実態を伝えると共に制度改善を迫りました。