10.29建設首都圏共闘神奈川ブロック主催リニア残土処分予定地及び熱海市伊豆山土石流災害現場視察
国土交通省の労働組合「国交労組」や、建交労、東京土建や神奈川土建など、官・民の共闘組織、建設首都圏共闘神奈川ブロックは、10月29日(土)リニア残土処分予定地及び熱海市伊豆山土石流災害現場の視察調査を実施しました。2021年7月3日に静岡県熱海市伊豆山地区逢初川(あいぞめがわ)標高390m地点で発生した土石流は、27人もの命を奪い、その原因は、県外から持ち込まれた盛土でした。2022年5月に盛土規制法が制定されたものの、今も大量に発生し続けているリニア残土の処分先には採石場など民間事業者が管理する土地が含まれており、野放しです。道中、バス車内でリニア新幹線を考える相模原連絡会の河村さんが「リニアの浅いトンネルの上に住む方たちが今後は道路新設のために150軒も立ち退きになるという計画だ。何とか中止させたい。」と解説されました。