建交労首都圏運輸労使協議会第23回総会・第45回セミナー
1月23日(日)建交労首都圏運輸労使協議会第23回総会・第45回セミナーが開催されました。労使代表、講師、新聞記者など30名が参加しました。
開会あいさつと座長就任を下川副会長(堀切運輸株式会社 部長)が行い、続いて成瀬会長(教宣文化社 社長)より会長あいさつ、議案提案を鈴木副会長(埼玉合同支部 教宣文化社分会書記長)が行いました。
提案では、この2年間、コロナ禍でのトラック産業の状況、改善基準告示の見直しが議論されるなど、トラック運輸産業を取り巻く環境が報告され、例年行っている労使共同省庁交渉や勉強会などが新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止となった事と共に、労使が共通する課題について考え、諸問題を打開していくべく、共同の立場で運動を発展させていく必要性が強調されました。
また今後の活動計画として、経営環境改善とトラック運輸産業社会的地位向上を目指し、経営取引動向アンケートや労使共同省庁行動などトラック大運動の取りくみ、トラックパレードの開催等が提起され、続いて会計報告、会計監査報告、予算提案、次期役員体制案が提起されましたが、全会一致で全ての提案は承認されました。
続いて今年4月1日より中小企業で施行される(大企業は施行済み)パワーハラスメントの防止に関する法律(改正労働施策総合推進法)について労使共通の課題であることから、セミナー・記念講演として北村博明特定社会保険労務士をお招きし、「パワハラ防止と良い職場づくり」と題し、パワハラの定義、パワハラの与える職場への影響とその対策、そもそもパワハラが起こりえない意見が言える職場づくりの大切さなどを訴える内容でした。
最後に江文幹事(カンダコーポレーション株式会社 部長)より閉会あいさつを受け、総会・セミナーは終了しました。
開会冒頭であいさつを行う成瀬大輔会長(教宣文化社 社長)
パワハラ防止と良い職場づくり題し記念講演を行う ブレイスFP社会保険労務士事務所代表 北村博明特定社会保険労務士・労務監査人・第一種衛生管理者