全国青年部反核トラックキャラバンスタート
建交労全国青年部主催の反核トラックキャラバンが、7月30日(火)東京からスタートしました。被爆から74年がたった今年、キャラバンは24回目の夏を数えます。来年は被爆から75年、また、NPT(核不拡散条約再検討会議)が発足から50年を迎えます。核保有主要5ヶ国(米、英、仏、露、中)に核軍縮の履行を迫る、或いは核兵器禁止条約の発効に向けて条約への批准を世界に求めるなど、核兵器廃絶への世論は一層高まります。
出発式の会場となった都庁前には、早朝から暑い日差しが降り注ぐ中、組合員や全労連青年部などの友誼団体を含め総勢38名の仲間が集いました。
主催者の全国青年部を代表して、菅野副部長が挨拶し、核兵器廃絶への強い意志を持って広島まで向かう決意を表明されました。続けて、東京地評青年部の千保議長、首都圏運輸集団交渉団の中島団長、建交労東京都本部の松田執行委員長から来賓挨拶を頂きました。
また、折鶴プロジェクトの一環として埼玉県の教宣文化社分会の皆さんが折られた千羽鶴が、全国青年部に託されました。東京青年部の秋山部長による閉会挨拶の後、神田支部と教宣文化社分会のトラックが、都庁前を出発しました。休日返上でトラックを運転されたドライバーの皆さんに、心から感謝申し上げます。
神奈川県川崎市役所前で開催された核兵器廃絶国際署名宣伝行動では、神奈川県南支部の仲間が加わり、1時間で24筆の署名を集約しました。自転車に乗った女性が、自転車を止めて「核兵器は絶対反対。頑張って下さいね。」と、署名用紙に記入しながら声をかけて下さいました。
核保有主要5ヶ国に保有を許容している核不拡散条約から、核兵器保有を例外無く禁止する核核兵器禁止条約へと世界は前進しています。発効要件の50ヶ国にあと半数の国家の批准が必要です。唯一の被爆国である日本が、批准どころか署名もしていないのは、世界の恥としか言いようがありません。
私たち建交労東京青年部は、地球上から核兵器が無くなる日まで、キャラバンに賛同し続ける決意です。