2018年8月6日 原水禁世界大会広島に参加して
原水禁世界大会広島に参加しました神田支部の石塚和です。
今回で四回目の参加になります。今年は六月の米朝首脳会談が開催されたことで北東アジアの情勢は平和・安定に向けて動き出しています。2日目の分科会では「非核平和の朝鮮半島とアジア~日本の役割~」に参加しました。やはり、朝鮮半島情勢について各国のパネリストの方々からの発言を伺いました。自分自身の中では日本国内での報道と各国の情報・報道などには大きく異なる内容があり、日本国内の報道の情報操作があると感じました。そして融和・友好ムードになってきた北朝鮮に対して、人道支援、経済支援をいち早く開始して対話のテーブルにつかせることが重要です。「圧力(戦力)ではなく、対話(外交)こそ」が現在の北東アジアの安定に対する最善の策だと思います。
また、今回は原爆遺構を訪ねました。はだしのゲンに登場した本川小学校です。広島市内では珍しく鉄筋コンクリート造りの3階建ての校舎でした。老朽化もあり現存しているのは一部ですが、小学校内に平和資料館として見学ができるようになっています。爆心地から500mしか離れていませんでしたが、鉄筋コンクリート造りのために残っておりました。しかし、当時学校にいた教員10名、児童400名は一瞬にうちに亡くなりました。原爆投下後は建物が現存していることから救護場所になって周辺住民の救護にあったそうです。私は平和資料館などでしか原爆の現状・悲惨さを見てきませんでしたが、今回初めて原爆遺構を見れて良かったです。
ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ、ノーモア・ウォー!!!